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委員会活動

NST(栄養サポートチーム)

近年、栄養状態の良し悪しが治療に大きく関係すると言われています。NSTとは、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士、言語聴覚士、歯科衛生士がそれぞれの専門性を生かして栄養状態の改善を行っているチームのことです。名手病院では、NST活動が評価され、2011年4月1日付で日本静脈結腸栄養学会よりNST稼働施設として認定されました。

主な活動内容
  1. 患者さま1人1人に合った食事や輸液であるかをチームで話し合う
  2. 主治医に適当なカロリーなどを提案
  3. 患者さまのベッドサイドへの訪問(回診)
  4. チームのレベルアップのために月に1度勉強会を開催

医療安全委員会

名手病院では、患者さまへ適切で質の高い安全な医療の提供を図ることを目的として、活動を行っています。医療に係わる安全管理指針に基づき、事故発生時の適切な対応と再発防止のための分析を行うとともに、職員への医療安全教育に努めています。

主な活動内容
  1. 医療に係る安全管理のための指針の整備
  2. 安全管理のための委員会の開催
  3. 医療安全管理のための職員研修
  4. 他の医療機関における事故報告を基に、類似の安全確保を目的とした改善策の実施

院内感染対策委員会

院内感染に対して院内感染の予防と感染症発生時に適切かつ迅速な対応が行えるように感染情報の収集に努め安心した医療を患者さまに提供できるよう取り組んでいます。

褥瘡委員会

褥瘡の予防・治療ケアは、常に新しい考え方や知識が普及する中、様々な取り組みによって褥瘡予防治療を目的とした委員会活動を、原則月1回実施しています。

褥瘡とは、皮膚のずれや長時間の同一部位への圧迫によって起こる末梢血管の血流障害による潰傷形成のことで、一般的には「床ずれ」と言われています。入院の際に褥瘡発生危険度と褥瘡の状態を初期評価し、治療薬・処置方法の変更、エアーマットの選択などが行われます。病棟では、看護師により褥瘡改善・褥瘡予防のための看護計画を立案、評価を行っています。毎日のケアの中で医師を中心とした看護師、薬剤師、管理栄養士が連携をとり、活動しています。

主な活動内容
  1. 褥瘡の状態に応じた治療方法の確立
  2. 使用する薬剤コストの検討
  3. 適切なエアーマットの使用法の確立
  4. 断続的に評価できるような記録法の指導
  5. 褥瘡予防、治療に必要な書類の見直し
  6. 褥瘡予防、治療のための栄養改善の検討
  7. 褥瘡チームによる回診

口腔・嚥下チーム

口腔・嚥下チームは、専門スタッフによる嚥下造影検査に加え、言語聴覚士・看護師・歯科衛生士を中心とし、「口腔ケア・嚥下機能向上のため」の訓練を行っています。チームによる嚥下回診のほか、月1回の症例検討やカンファレンスを行い、患者さまの状態や機能の変化に応じた最適な訓練・指導を行っています。また口腔・嚥下チームの活動により、摂食・嚥下障害の早期発見や予防および重症化の防止を実現しています。入院患者さまに安心して食事を摂取していただけますよう、口腔・嚥下チームは積極的に活動いたします。

当院の段階的嚥下食

緩和ケア委員会

名手病院では、がんにともなう苦痛でお悩みの方のつらさを和らげる専門的治療・看護を行っています。医師・看護師・薬剤師・管理栄養士を中心として、苦痛を和らげるお手伝いをしています。「痛い」「苦しい」「眠れない」「気分が晴れない」など、どんな悩みでも、お気軽に主治医や看護師に伝えてください。患者さまの希望に沿った形でつらさを和らげる方法を提供させていただきます。

委員会活動として月2回定例会議や勉強会を行っています。